漆黒と花風の吹く、夜。
眠る前に自分と大切な人の意識と身体のケアの為
オイルに触れる。
更にその前、ジャーナルを書いたり
yogaやmeditationをする時間がある。
そこで不思議な事が最近起こりはじめた。
オイルに触れた時の感覚が
触れる時間に近づけば近づく程
身体や心に既に起こり始める。
そのオイルに触れると
いい知れない気持ちのよい眠気、脱力感
そして美しいビジョンを瞼の裏に魅せてくれる。
オイルに触れる時間をひとつの「点」だとすると
その点の周りに回転するエネルギーが
まだ点に到達していない身体や意識を巻き込んでいるような感覚。
身体や意識が研ぎ澄まされてくると
野菜や植物に触れなくても手をかざすだけで
その命の影響を受けることがある。
頭痛や鼻が詰まっているとき
大根おろしに近づくとふっと症状が消えてしまう。
今欲しい答えが書いてある本が棚から落ちたり
遠く離れている人の今の状況を気配で感じること。
雨が来る前に身体の内側の水分が反応して教えてくれたり。
波を待つとき、大きな波が見える前に首の後ろざわっとするような
身体の声も。
日本人ならよく知ってる
眠っている時に何かを感じて目覚めると数秒遅れて地震で揺れ始めるような。
そんな感覚に似ている。
今年に入ってその感覚は如実で
善し悪しのジャッジ無く
1月2月は自分の存在をそのセンシティブな世界に
チューニングする事に集中して過ごした。
昨日オイルに触れた時に瞼の裏で観た世界。
細やかな刺繍で描かれた絵に小さな石やシルクの束が織り込まれてる。
雨や波や雲といった、水のエレメントたち。
たっぷり時間をかけて指先から創り上げていく人の心は
どんなに豊かだろう。
そんなことを想いながら
深い眠りに堕ちた。
純度の高い金のブレスレットを身につける。
自分の純度を高めていきたい。
これは、その為のお守り。
感覚は深く
感性は天まで。